アップサイクル プロジェクト

未来のために
今できることって
なんだろう

人にも環境にもやさしい倉敷染を
もっとやさしくできない?

私たちコトセンは、安心安全な「倉敷染®」認定工場として、厳密な薬品管理のもと、環境負荷の少ない「デニムの整理加工」を行なっています。

整理加工の現場では、生地の動きを検査するため、必ず洗濯試験を実施します。この試験後の布や、見本に使われた布は、残念ながら年間約5トンもの廃材となってしまいます。

この廃材を有効に活用するために、クラボウ(倉敷紡績株式会社)のアップサイクルシステム L∞PLUS(ループラス)との取り組みを開始しました。

倉敷染 × L∞PLUS アップサイクルシステム

倉敷染から倉敷染を創り出す。
未来のための第一歩。

この取り組みで回収された生地は、専用設備で反毛(ふわふわした綿へと戻すこと)された後、再び紡績・織布され、新たな生地へと生まれ変わります。

環境負荷の少ない倉敷染の製品からでも、どうしても出てしまう廃材を、最新のアップサイクル技術によって、もう一度、倉敷染の製品として世に送り出す。

この循環こそが、未来のために私たちが今できることなのです。

L∞PLUS
クラボウの繊維アップサイクルシステム「L∞PLUS(ループラス)」は、着なくなった衣服や生産工程で発生する端材などを独自の開繊・反毛技術で再資源化し、様々な繊維製品へとアップサイクルする取り組みです。
廃棄物の削減、有効活用で環境配慮、社会課題解決に貢献でき、クラボウ単独ではなく様々な企業との共創ビジネスとして繊維業界全体で取り組むことで、サステナブルなモノづくりや循環型社会の実現を目指しています。
倉敷染
倉敷染は日本の有害物質規制法の基準をはるかに超える300種以上の有害物質を対象とした国際基準の安全性を始め、環境負荷低減にも配慮した、人と環境にやさしい繊維加工の安全認定です。