生地は織られたままの状態だと大きくねじれたり縮んだりするため、サイズや形が狂い服作りがとても難しいものなのです。中には20%縮む生地もあります。
整理加工とは、それを前もって捻らせたり縮めたりすることで、洋服などの商品それぞれに合わせた風合いに仕上げる、生地の最終仕上げのこと。このページではさまざまな加工の一部をご紹介します。
2
毛焼き
Singeing
生地の表面の毛羽を焼きとり、表情をすっきりさせます。
1
水に浸ける
Relax
生地を捻らせたり、縮ませたりする準備として、水に浸けてリラックスさせます。
3
サンフォライズ(防縮加工)
sanforized
特殊な機械で、生地に強制的に縮みをかけます。
4
スキュー(防捻加工)
Skew
製品を洗濯したときに、生地が捻れてしまわないように、前もって捻れをかけます。
5
幅出し
Tenter
生地が縮みすぎたときに、幅を広げて揃えます。
6
検反
Check
生地に欠点がないかどうか検査して、巻き取ります。
7
梱包・出荷
Shipping
最後にビニール包装をして出荷します。